これからのEAPを創る!EAPエキスパート養成講座
とりわけ中小企業においては、大企業以上に貴重な人材の採用やリテンションが重要ですが、専門人材不足や財政面から十分な取り組みができない現状があり、職場や従業員の課題解決をサポートするEAPの専門家の役割は益々重要になっています。
当協議会では、このような社会の要請を踏まえ、企業ニーズに沿った実践的なEAPサービスが提供できるエキスパート人材を養成するEAP講座を展開することといたしました。
これからのEAPは従来のアプローチではなく、コロナ禍での環境やDXが進展している状況を踏まえた、新しいEAPサービスのアプローチが必要です。このような状況下では、小資本、ICT、リモート等の活用で効率的、効果的なEAPサービスの提供が可能になります。
例えば、ストレスチェックの実施やその後の相談業務(カウンセリング)、職場環境改善サポート、コンサルティング、研修など従来はリアルな現場での手続きや対面でのかかわりがほとんどでしたが、今後も続くと予想されるコロナ禍では、従来のアプローチに加えて、Webシステムによるストレスチェックの実施からZoomやTeamsなどリモートによる相談業務、コンサルティング、研修などが容易に行える環境ができつつあるといえます。また企業のニーズもそのような方向に意識が大きく変化しています。このような状況に対して新しい手法による質の高いEAPサービスを提供していくことが求められています。
EAPエキスパート養成講座では、このようなアプローチを含めた実践的なEAPの理論と実務を習得するカリキュラムをご用意しています。
これからのEAPを創る! ~EAPエキスパート養成講座のご案内~
EAPの必要性について約26分でまとめた動画です。
EAPエキスパート養成講座について約23分でまとめた動画です。
人事カレッジの開設について
~ワンランク上を目指したこれからの人事のプロを育成する!~
※2024年7月から「人事カレッジ」の一部は、「EAPエキスパート養成講座」の中に含まれます。
人事カレッジの開設について約17分でまとめた動画です。
目次
EAPの現状と今後
EAP・メンタルヘルス市場
2017年のシード・プランニング社の予測によると、EAP・メンタルヘルス市場は緩やかに成長し、2020年には217.3億円に拡大すると推計。特に、労働安全衛生法改正によるストレスチェック導入が大きく市場を拡大させると予想。
シードプランニング『EAP・メンタルヘルス市場の現状と将来展望 2017』
メンタルヘルス対策の方向性
2013年のシード・プランニング社の予測によると、今後のメンタルヘルス対策は、不調者を出さない職場作りや、組織活性化、従業員満足度の向上へ向かうことが予想されている。
シード・プランニング『 メンタルヘルス市場の現状と将来展望2013』
EAPのサービス体系
EAPサービスの現状と今後
▶ 大企業中心から中小企業へのサービス提供が重要になる
現状
今後のサービス
- 大企業向けサービス中心
- 2次、3次予防に重きを置いたサポート
- 大手EAP業者の全国展開
- 訪問や対面中心のサービス
- 領域ごとのサポート
- メンタルヘルス対策中心のサービス
- 中小企業へのサービス展開
- 0次、1次予防を中心とした取り 組み
- ネットワーク構築によるサポート
- リモートを中心とした対応
- 包括的なサポート
- 健康経営への取り組みサポート
EAPとは
EAPの定義
Employee Assistance ProgramまたはEAPは以下の2点を援助するために作られた職場を基盤としたプログラムです。
1.職場組織が生産性に関連する問題を提議する。
2.社員であるクライアントが健康、結婚、家族、家計、アルコール、ドラッグ、法律、情緒、ストレス等の仕事上のパフォーマンスに影響を与えうる個人的問題を見つけ、解決する。
日本EAP協会HPより
これからのEAPに必要とされるもの
健康経営の視点とメンタルヘルスに限らない総合的なサポートが求められている
①経営的視点を持った実践的なEAPの専門家
②メンタルヘルス以外、又は自身の専門分野以外のサービス及び専門人材・機関との連携(医療、福祉、経営、税務、法律等)
③2次・3次予防から0次・1次予防へ
④職場環境改善、組織開発、人材開発への関わり
⑤ワークライフサポートの充実
就労に影響するプライベート問題のサポート(育児、介護、罹患就労、リモート等の就労環境)
ICTの活用による新しいEAPのスタイル
▶ リモート対応、動画活用等による小資本、省リソースのビジネスモデル
ICTの活用による新しいEAPのスタイル
これからのEAP事業のポイント
そこで、資格取得を主目的としない、実際に
EAPビジネスができる講座
を開講します!
でも講座修了による認定称号も付与します
養成講座紹介 - EAPエキスパート養成講座の開講
養成講座紹介 - 本養成講座の目指すところ
●これからの企業が抱える組織や個人の問題解決で求められるEAPサービスが実践できる専門人材の育成
●EAPビジネスを始められるようになる
●経営の視点とソーシャルビジネスとしてのEAPのスキルや思考、マインドを醸成
●集団分析を含めた包括的なストレスチェックの理解と効果的なコンサルティング、職場環境改善が実践できるようにする
●オンラインサロン等を通じてネットワークの構築と知識・スキル向上を継続的に行うことができる
養成講座紹介 - 講座の特徴・特典
● 実践を重視したカリキュラム
● 動画視聴(オンデマンド講習)、リモートによるライブ講義(オンライン講習)、オンラインサロン等のミックスで実施します。
● 独自開発のストレスチェックツールのOEM利用が可能
● 集団分析のポイント分析、統計的分析スキルの習得
● 産業医との提携が可能
● オンラインサロン等のコミュニティーの参加
● 研修コンテンツの使用と共有
● 修了者に対して一般社団法人によるEAPエキスパートの認定称号を付与
養成講座紹介 - このような方の受講をお待ちしています
● 現在、EAPに携わっているが、もっと経営視点でEAP事業を理解したい、実践できるようになりたい
● EAP事業を自身でスタートした、又は将来的にEAP事業の立ち上げを目指している
● 心理職、産業保健職、経営コンサル、人材開発・組織開発コンサル等を本業としているが事業の幅を広げたい
● EAPを通じたネットワークを構築したい
養成講座紹介 - 養成講座の内容
EAPエキスパート養成講座開始時期から1年間は以下の①の視聴(受講)、②と③の参加が可能で、④の本会員となります。それ以降は④の本会員継続により、①の視聴(受講)、②と③の参加が可能です。
①動画視聴(オンデマンド講習)
期間目安:約3か月(全13章)(1章約1~2時間程度)
②リモートによるライブ講義(オンライン講習)
②、③のいずれかを月に1回程度
③オンラインサロン等のコミュニティーへの参加)
②、③のいずれかを月に1回程度
④本会員
☆講座は全13章☆
①から④をミックスで実施し、
学ぶことが出来ます
養成講座紹介 - 講座カリキュラム一覧
章・テーマ | 内 容 | 目的・ねらい |
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第1章 EAPビジネスとは | 1.メンタルヘルスの現状と課題 2.EAPとは 3.EAP機関の特徴 4.今後必要とされるEAPサービス 5.EAPで必要とされる今後の視点 6.EAP事業運営のポイント | メンタルヘルスの現状と課題を概観し、現在のEAPビジネスの現状、EAP機関の状況を確認し、日本の社会・企業問題の現状を踏まえた求められるEAPとは何か、事業運営のポイントは何かを理解します。 |
第2章 企業アプローチ | 1.企業アプローチ 2.企業の現状と問題の分析 3.コンサルティングアプローチ | EAPサービスの導入には現状認識と適切なソリューションの提案が不可欠です。そのためのコンサルティングアプローチを一連の流れに沿って理解します。そのうえで具体的な提案ができることを目指します。 |
第3章 人事の役割と労働問題 | 1.人事の役割を知ろう その領域とEAPとの関係 2.労働契約(会社と労働者のルール) 労働法と就業規則、個別労働契約の関係 3.EAPが遭遇する労働問題 安全配慮義務と職場環境配慮義務 | 企業の現場では人事・組織に係る様々な問題が発生します。人事部門との連携は不可欠です。人事部門の役割やEAPが関連する人事労務関連の知識を身に着け、EAPコンサルタントとして適切な助言ができるよう人事労務の基礎を理解します。 |
第4章 過重労働と休職・復職への対応 | 1.過重労働とは 長時間労働との違いと36協定/労災認定基準/対策 2.精神疾患の休職と職場復帰 業務遂行レベルの視点、復職判断 | ・過重労働と長時間労働との違い、そして法定労働時間(36協定)の上限とリスク(労災認定基準)を知り、人事部門が行う対策とEAPの支援、関わりを理解する。 ・精神疾患への休職や復職の対応を業務遂行レベルの視点からとらえた休職復職の判断要素を理解し、EAPとしてバランスの取れた判断が出来るようにする。 |
第5章 経営者への提案 ハラスメント対策の重要性 | 1.経営理念具現化へ障害物としてのハラスメント 2.対策の中心となるハラスメント研修のストーリー | ・ハラスメント対策を単なる法令遵守の位置づけと考えず、Well‐Being経営の実現の視点、経営理念具現化の視点にてその必要性を経営者へ提案出来るようにする。 ・経営視点で支援出来るような研修ストーリーを学習します。 |
第6章 ストレスチェックと職場環境改善 | ・ストレスチェック制度を理解する ・ストレスチェックの必要性(セルフケア) ・集団分析(組織診断)の理解 ・職場環境改善 ・ポジティブメンタルヘルス ・組織開発の取り組み ・Webツールによる集団分析 | 労働安全衛生法(ストレスチェック制度)で求められている「ストレスチェック制度の主旨・目的」の理解から「職場環境改善」の取り組みについてまで、計画の策定、ワークショップの実施などファシリテーターとしてプロセスと方法について学習します。また、ストレスチェックの集団分析についても解説します。 |
第7章 教育・研修 | ・メンタルヘルス関連研修のポイント ・教育研修の実施 ・ファシリテーション ・研修の効果を高めるために ・インストラクショナルデザイン | 研修はEAPサービスの必須メニューであり、受講者の行動変容を通じて、「わかる」、「できる」から「実践する」ことにつながることが重要です。そのため、コンテンツの内容理解にとどまらず、効果的な研修のための方法や研修設計等について詳しく説明します。 |
第8章 個人アプローチ 相談の実際 | ・カウンセリングアプローチ ・マネジメントコンサルテーション ・ソリューションフォーカスアプローチ ・別紙 | EAPコンサルタントに求められる重要なサービスに相談対応(カウンセリング)、マネジメントコンサルテーションなどのカウンセリングアプローチがあります。 本章ではカウンセリングアプローチとして心理療法と対応事例、マネジメントコンサルテーションの意義や対応方法を学ぶとともにコンサルテーションで有効なアプローチ方法としてソリューションフォーカスについて紹介していきます。 |
第9章 ワークライフ・サポート | ・ワークライフサポートとは ・労働契約の視点から見たワークライフサポート ・ワークライフサポートの進め方 ・相談対応とネットワークの構築 | 近年、会社を離職する理由として親の介護やガン等の治療のためなどが増加しています。特に中核人材にあたる年齢層に多く、経営へのインパクトも少なくありません。また従業員も出来る事なら働き続けたいとの意向をもちながらも不本意な離職となっているケースが多々あります。この問題を解決することは、潜在的には労使ともに望んでおり、EAPのサポートはこの解決に向け重要な要素になります。EAPのエキスパートとして他の専門家や機関、企業や従業員とのかかわりを深めるために必要なノウハウを学びます。 |
第10章 EAP機関の選定と評価 | ・EAP機関の検討 ・EAP機関の選定 ・EAP機関の質 ・EAP機関を評価する ・まとめ | EAP機関または、EAPの専門家として企業に選ばれるためには、企業がそのEAP機関のサービスを導入して成果が上がったと感じられるのか、また、提供されるサービスの質に満足し、継続的にサービスを受けたいと考えるのか、これらを常に確認していくことが重要です。本章では、EAPを運営していくうえで企業がEAP機関を選択するポイントを知り、EAP事業のにどのように取り入れていくのかを学習します。 |
第11章 専門家(機関)との連携・提携 | ・提携・連携によるサービス提供 ・提携・連携による顧客創造 | 外部・内部EAPともに自社の機能・リソースだけでは顧客や社内ニーズに対応することは困難です。また、外部EAPの場合は事業成長のためにも他機関との連携は必須です。 その際、どのような機関とどのように連携すべきか、どのようなメリットがあるのか等を理解します。 |
第12章 ビジネスフレームワークを活用したEAPビジネスの分析と戦略 | ・EAP市場と外部環境 ・経営戦略とは ・外部環境・内部環境の事業環境を考える ・戦略を考える ・戦略に基づいたコアビジネスの構築 ・まとめ | EAPの事業を進めるにあたって、事業を取り巻く外部環境や自社のリソースなど内部環境を評価して、どう事業を発展させていけばよいのかを分析することも重要です。 EAPの事業展開においては事業戦略やマーケティング、財務など理解しておく要素がありますが、本章では、代表的なビジネスフレームワークのいくつかを活用し、事業戦略の分析に取り組んでみましょう。 |
第13章 その他特別講義 産業医と連携した健康経営・産業保健活動の進め方 | ・産業保健活動とは ・事例紹介 ①職場で居眠りばかりしている社員 ②効果的な健診プログラム ③メンタルヘルスプログラム ④健康づくりプログラム | EAPサービスの推進においては、ストレスチェックの実施やメンタルヘルスの不調者対応など産業医や保健師など産業保健の専門家との連携は必須です。 産業医の役割や活動を理解し、信頼できる産業医と連携することで中小企業へサポートを強化することができます。 この特別講義では、産業医を専門に活動されているOHサポート株式会社の今井先生に産業医活動の実態や取り組み、発生している課題等についてについて事例を交えて詳しく解説していただきます。 |
第13章 その他特別講義 ワークショップを創る | 1.ワークショップの定義と学習① ~ワークショップの基礎理論~ 2.ワークショップの基礎 ~ワークショップをデザインする~ 3. 4. 5. | 本特別編は、EAP専門人材に求められるワークショップの理論的基礎と実践的スキルを包括的に学ぶことを目的としています。参加型学習の重要性が増す現代社会において、効果的なワークショップを設計・実施できる能力は、EAP専門家にとって不可欠なスキルとなっています。 ・ワークショップの基礎理論を理解し、その重要性を認識する。 ・社会構成主義的学習観に基づく、新しい学習アプローチの意義を把握する。 ・ワークショップのデザインとファシリテーションスキルを学ぶ。 ・リアルな現場とオンライン環境それぞれでのワークショップ実施方法を学ぶ。 ・EAPにおける効果的なワークショップの活用方法を探求する。 本講座を通じて、参加者は理論と実践の両面からワークショップについて学び、EAP専門家として、組織の生産性向上に貢献できる取り組みとして活用できます。 |
※2024年7月から「人事カレッジ」の一部は、「EAPエキスパート養成講座」の中に含まれます。
養成講座紹介 - 養成講座の概要と認定称号
概要 | |
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受講期間目安 | 約3か月(全13章)(1章約1~2時間程度) 月に4章程度の受講で、約3か月が受講期間の目安となります。 |
学習スタイル | 動画視聴(オンデマンド講習)、リモートによるライブ講義(オンライン講習)、オンラインサロン等 |
受講期限と本会員 | 講座開始時期から1年間、動画視聴(オンデマンド講習)、リモートによるライブ講義(オンライン講習)、オンラインサロン等に参加可能で、本会員となります。 ※これ以降は本会員継続により、継続参加が可能となります。会員制の詳細については、受講生の方に別途ご案内します。 |
認定称号 | |
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認定称号 | EAPエキスパート |
称号認定料 | 20,000円 |
修了試験 | 自宅で受検 ※修了試験を合格された方は「EAPエキスパート」の認定称号を付与いたします。 ※講座開始月から6か月後の月末までが提出期限の目安となります。 |
認定者の得点 | 当協議会のページにプロフィールを掲載いたします。 |
養成講座紹介 - 受講費用
講座特典
● 独自開発のストレスチェックツールのOEM利用が可能
● 産業医との提携が可能
● オンラインサロン等のコミュニティーの参加
● 研修コンテンツの使用と共有
● 修了者に対して一般社団法人によるEAPエキスパートの認定称号を付与
● 3期生は特別割引価格を適用
養成講座紹介 - 3期生募集
・2021年7月に開講し、0、1、2期生を中心に活動しております。
(認定称号等は0期生から付与されます。)
・3期生講座募集開始(2024年4月より)
・動画受講期間
3か月程度の受講期間(動画視聴は月に4章程度の受講で、約3か月が受講期間の目安となります。)
・既に0、1、2期生を中心に会員制のオンラインサロン等を立ち上げました。
・講座開始時期から1年間、動画視聴(オンデマンド講習)、リモートによるライブ講義(オンライン講習)、オンラインサロン等に参加可能で、本会員となります。
※これ以降は本会員継続により、継続参加が可能となります。会員制の詳細については、受講生の方に別途ご案内します。
3期生特別割引価格:135,000円
※現在は、3期生特別割引価格の適用は、当協会と面談を通して決定させていただきます。
EAPエキスパート養成講座事務局
一般社団法人中小企業EAP普及推進協議会(ネクスティープ)
info@eap-smes.com
一般社団法人セルフキャリアデザイン協会
info@self-cd.or.jp
※上記の2者でEAPエキスパート養成講座受講生の個人情報を管理いたします。
キャンセル規定
■受講者都合のキャンセル
キャンセル手続きのタイミングによってキャンセル料が発生する場合があります。
・視聴開始8日前までのキャンセル:全額返金(振込手数料を差し引いた金額)
・視聴開始7日前から当日のキャンセル:返金なし
※銀行振込支払の場合の返金は、振込手数料を差し引いた金額をご返金させていただきます。